郷友会便り
2016年8月24日(水)9:02
結成50周年を盛大に祝う/在沖西辺郷友会
同胞の絆深める
【那覇支社】在沖西辺郷友会(村山哲雄会長)は21日、郷友会結成50周年の記念式典と祝賀会を那覇市古島のマリエールオークパイン那覇で開催した。会場には約200人が駆けつけ、郷友会の歌を歌ったり、万歳三唱をしたりして結成50周年を祝った。
記念式典では、50周年記念事業期成会の渡久山晴和会長が「西辺の先人達は、豊かな暮らしや大志を抱いて沖縄本島に渡り、必死に働きながら郷友会を結成し、今日まで多くの行事や活動を継続してきた。故郷西辺の心を思い、同胞の絆を深くして、これからも努力していきたい」と挨拶した。
村山会長も、「郷友会は50年の時を経て会員約2000余人・世帯数800余世帯を数え、実業界・教育界・行政関係などに優秀な人材を輩出してきた。現在も、若い会員が活躍している。在沖郷友会の誇りだ」と、式辞を述べた。
また、これまでの郷友会への功績を称えて、砂川ヨシ子氏、根間幸雄氏には特別表彰の賞状が贈られたほか、記念式典の最後には、参加者全員で万歳を三唱した。
その後の祝賀会は、民謡「トーガニーあやぐ」で開幕。参加者らは、故郷の歌や踊りを楽しんだ。
在沖西辺郷友会は、1967年に「西原郷友同志会」として結成された。その後、大浦郷友会、福山郷友会と合流して今日の形となった。
50周年の今年は、1月に糸満市の南山ゴルフクラブで、4月には宮古でチャリティゴルフコンペを開催したほか、5月には浦添市の社会福祉センターで芸能祭・展示会を開催した。6月にも西辺の真謝漁港でハーリーに参加するなど、多数のイベントを行っている。