【ニュースウィークリー】8月21日~8月27日
新品種の特性共有/キビ栽培講習会
上野公民館で19日、サトウキビ栽培講習会が開かれた。上野地区の生産農家ら約30人が参加し、優良種苗確保の重要性や新しい品種の特性について理解を深めた。「農林33号」に認定される可能性が高い「RK97-14」は、3作型で農林8号より茎重や可製糖量に優れるという報告があった。(8月21日掲載)
古賀さんが書道講座/全宮古書道展
第35回全宮古書道展関連行事の書道講座が20日午前、宮古島市中央公民館で行われた。講師で日本習字教育財団理事の古賀由紀子さんは「考えて書くことが大切」と促し、常に素材選びや字体の正確さを求め続けるよう説いた。(8月21日掲載)
平良港長期構想整備計画改訂へ/検討委第1回委員会
平良港長期構想検討委員会の第1回委員会と幹事会の合同会議が22日、平良港ターミナルビル大研修室で開かれた。港湾関係者や行政関係者、地元経済団体の代表者や学識経験者が委員として参加。平良港の長期構想と整備計画の改訂に向け、現状を確認するとともに課題などについて意見を交わした。(8月23日掲載)
翁長知事に23項目要請/宮古、八重山5市町村
宮古、八重山圏域の5市町村長で組織する「美ぎ島美しゃ市町村会」は22日、県庁に翁長雄志知事を訪ね、子どもの貧困対策や電線類地中化の推進など、両圏域が抱える23項目の課題解決への協力を要請した。翁長知事は「離島力なくして沖縄の発展はない。しっかり話し合っていきたい」と述べた。(8月23日掲載)
ダンスキャンプ3日間の日程で/マティダ市民劇場で開幕
「2016ダンスキャンプin宮古島」が23日、マティダ市民劇場をメーン会場に3日間の日程で開幕した。初日はプロダンサーが踊りを指導するワークショップで、島内外から46人が参加。最終日のコンテストで参加チームごとに発表するダンスプログラムについて助言を受けたほか、全員で踊るオープニングの全体練習などを行った。(8月24日掲載)
65~69歳で63%、10代は13・85%/参院選沖縄選挙区投票率
市選挙管理委員会は7月10日に投開票が行われた、第24回参議院議員選挙沖縄選挙区の年齢別投票率をまとめた。投票率の最高は65~69歳で63・02%。最低は選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた10代(18、19歳)で13・85%だった。55歳以上から79歳までの全ての年齢階層で50%超え。年齢層が上がるにつれ投票率は高くなり、逆に年齢が下がると低くなっていることが浮き彫りになった。(8月24日掲載)
琉大生が中学生指導/学習キャンプ始まる
宮古島の中学生と琉球大学の学生が同じ時間を過ごす「琉大塾」が24日、県立宮古青少年の家で始まった。中学生が学問に励む“学習キャンプ”のスケジュールは初日からびっしり。学習指導の時間では、琉大生が中学生の宿題に付き合い、自身の体験を交えながら学ぶことの楽しさを伝えた。(8月25日掲載)
初の2隻同時寄港/大型クルーズ船
大型クルーズ船「ゴールデンプリンセス号」(10万8865㌧)が24日、宮古に初寄港した。同日は、「スーパースターリブラ号」(4万2275㌧)も台風10号の影響を避けるため、予定を変更して下崎埠頭(ふとう)に入港した。4万㌧以上、全長200㍍を超える大型クルーズ船2隻が、宮古に同時に寄港するのは初めて。乗客は2隻合わせて4105人で、主に中国や台湾からの観光客という。(8月25日掲載)
元地権者が請求額支払う/市教委、訴訟取りやめ
伊良部地区小中一貫校建設用地売却問題で、市教育委員会が当初予定していた学校用地を仮契約後に売却した元の地権者に350万円の損害賠償を請求していた問題で、元地権者が今月1日に請求額全額を支払っていたことが25日までにわかった。宮國教育長は「使われたのは公金なので今回の請求も当たり前のこと。地権者が支払ったことでこの問題は整理できたと思う」と話した。(8月26日掲載)
宮古選抜が初優勝飾る/全国離島中学野球
中学野球の第9回全国離島交流野球大会は25日、島根県隠岐の島町総合運動公園野球場で決勝を行い、宮古選抜の宮古島アララガマボーイズが久米島の久米島イーグルスを7-0で下し、初優勝を決めた。宮古選抜のエース古堅瑞樹は今大会のMVP(最優秀選手賞)を受賞した。(8月26日掲載)
農業振興向け一丸/生産者と関係機関意見交換
生産農家と関係機関との意見交換が26日、県宮古合同庁舎で行われた。生産者の高齢者が進む中、就農と担い手の育成を柱に情報を共有し、地域における一層の農業振興を決意した。この意見交換会は宮古地区農業士会、宮古地区就農青年クラブ連絡協議会、宮古地区農でグッジョブ推進会議が主催した。(8月27日掲載)
飲酒運転防止へ資格取得目指す/インストラクター養成講座
アルコール薬物問題全国市民協会(ASK)が認定する「飲酒運転防止インストラクター」の養成講座が宮古島では初めて9月から始まる。市内事業所や協会など14団体から16人が参加予定で、飲酒運転防止の研修を行えるインストラクターの資格取得を目指す。受講式が26日に宮古島警察署で開かれ、参加予定者が顔合わせをするとともに資格取得への意気込みを語った。(8月27日掲載)