【ニュースウィークリー】5月7日~5月13日
多良間島で「スツウプナカ」/豊年、豊作祈願
多良間村の伝統行事「スツウプナカ」が6日、本番を迎えた。5日深夜、四つの祭場で暁願いが行われ、男性たちの「ヒヤヤッカヤッカヤッカ」のはやしが、夜の島に響いた。参加者らは角皿(つのざら)で神酒を回し飲み、多良間世を盛大に祝い、島は祭り一色に染まった。(5月7日掲載)
18万㌧余の大豊作に/沖縄製糖搬入終了
沖縄製糖は5日、2016-17年期の原料(サトウキビ)搬入を終えた。115日間の累計搬入量は、前期比3万6951㌧増の18万1923㌧。1989-99年期の21万㌧に次ぐ搬入量を記録した。平均糖度は15・27度。7割以上の原料が基準糖度帯(13・1~14・3度)を超えた。(5月7日掲載)
横田連覇、砂川初V/本社主催全宮古卓球
第19回宮古毎日新聞杯全宮古小学・中学生卓球大会が7日、宮古島市総合体育館で行われた。中学生男子は平良3年の横田恵叶が大会連覇を達成、同女子は同1年の砂川風子が初優勝を決めた。中学生ダブルスは平良の牧志卓磨・侑武(あつむ)兄弟が制した。小学生高学年は北5年の砂川藍衣さん、同低学年は南2年の上地悠生君がそれぞれ優勝した。(5月8日掲載)
「ゴーヤーの日」安価販売大人気/1㌧分が20分で完売
安全で安心な宮古島産ゴーヤーを広くアピールし、消費拡大を目指す2017年宮古地区「ゴーヤーの日」キャンペーンが8日、JAおきなわファーマーズマーケットあたらす市場で開催された。即売では、太陽の光を十分に受けて育ったみずみずしい宮古島産のゴーヤーが1袋(2~3本入り、500㌘前後)が50円で販売された。(5月9日掲載)
16年度宮古地区は「琉美乃花」が1位/県種雄牛精液払い下げ本数
県宮古家畜保健衛生所は6日までに、宮古地区における2016年度県有種雄牛の精液払い下げ本数をまとめた。第1位は久米島生まれの「琉美乃花」(くみのはな)。同年の県種雄牛選抜を受けて1405本を販売、前年の130本から急伸した。(5月9日掲載)
陸自配備計画で予定地を視察/県議会与党会派
県議会与党最大会派の「社民・社大・結(ゆい)連合」は9日、防衛省が進める陸上自衛隊駐屯地が計画されているゴルフ場、千代田カントリークラブを周辺から視察した。また、隣接する航空自衛隊宮古島分屯基地の全景を千代田方面から視察した。(5月10日掲載)
市内の幼稚園、「休園」増の可能性/少子化による園児減影響
宮古島市でも進む少子化の波が、市内の幼稚園の休園という形で表れてきている。19園のうち現在、5園が休園中で、今後もその数は増える見込みだ。これは園児数の減少だけでなく、市教育委員会が園の管理規則を2015年末に「5人以上とする」と改正したことも拍車を掛けている。(5月10日掲載)
「黒糖の日」を観光客にPR/空港で多良間産配布
「黒糖の日」の10日、宮古製糖と宮古農林水産振興センター(植田修所長)は東京と関西からの直行便で宮古空港に到着した乗客らに多良間産黒糖の試供品を配布し、黒糖のおいしさをPRした。(5月11日掲載)
市議選投開票10月22日に決定/新人7人出馬の意向
宮古島市選挙管理委員会は10日に市役所平良庁舎で開いた定例会で、11月12日に任期満了となる市議会議員の選挙を10月15日告示、22日投開票とすることを決定した。今回の選挙から定数が現在の26から2減の24となる。これまでに新人7人、元職1人が出馬を予定、または意思を固めている。現職はこれまでのところ6人が勇退する考えを示している。(5月11日掲載)
合計入館者数は6万8534人/16年度市立3図書
市立平良図書館はこのほど、平良図書館、同館北分館、城辺図書館の市立図書館3館の2016年度利用状況を取りまとめた。それによると3館合計の入館者数は6万8534人で前年度実績を4218人上回った。しかし貸出利用者数は293人減の5万1675人、貸出冊数は3976冊減の18万1205冊と前年度を下回った。(5月12日掲載)
GW中のごみ散乱/東平安名崎
日本有数の景勝地である東平安名崎の駐車場周辺で11日、ごみが散乱していた。これは近くに設置された自動販売機周辺にペットボトルなどが入ったごみ袋が放置され、それからあふれ出た紙パックやカンなどが風に飛ばされ、せっかくの美しい景色を台無しにしている。市都市計画課は「早急に撤去するが、行楽地でマナーと節度を守って遊んでほしい」と話した。(5月12日掲載)
受託料2900万円増、頭数は前年度比11%減/16年牛ヘルパー事業
肉用牛の飼養管理や競り市場への輸送業務を受託するヘルパー事業の2016年度実績がまとまった。料金の改定で受託頭数は前年度比11%減の1万1703頭に落ち着いたが、受託料は前年度比450万円増の2988万円だった。(5月13日掲載)
地域安全活動に尽力/24個人団体を表彰
2017年防犯功労団体・個人の表彰式が12日、レストランクールで行われ、防犯指導員として地域安全活動に尽力した源河武和さん(城辺)に感謝状が、防犯思想の普及高揚に貢献したにこにこシルバー防犯パトロール隊など6団体と川満健勇さんら17人に表彰状が手渡された。(5月13日掲載)