【ニュースウィークリー】5月29日~6月3日
現職5人新人2人/多良間村議選当選
任期満了に伴う多良間村議会議員選挙(定数7)は28日、投票が行われ、即日開票の結果、現職5人、新人2人がそれぞれ当選した。伊良皆光夫村長を支える与党は、議席を一つ増やして3議席を獲得したが、野党は現職4人全員が当選を果たしたことから少数与党となり、引き続き厳しい議会運営を強いられる。(5月29日掲載)
熊谷(宮高)宮古新で優勝/県高校総体陸上・走り幅跳び
県高校総合体育大会は27日、沖縄市の県総合運動公園陸上競技場で陸上競技各種目が行われ、女子走り幅跳びで宮古高校3年の熊谷朔良(さくら)が、公認記録自己ベスト・宮古新記録となる5㍍38で優勝を飾り、南九州大会への出場を決めた。(5月29日掲載)
巨大ホンマグロ水揚げ/重さ380キロ
宮古島漁協に所属する「第八はるこ丸」(8・5㌧)の植田弘一船長(49)と乗員の平良久夫さん(56)の2人が27日、重さ380㌔、体長約2・6㍍の巨大ホンマグロ(クロマグロ)を水揚げした。市民らは「超大きいホンマグロだ」と感嘆を上げ、カメラに収めていた。同漁協は、宮古では過去最大級とみている。(5月30日掲載)
水しぶき上げ「ゴーヘイ」/各地でハーリー
旧暦5月4日(ユッカヌヒー)に当たる29日、向こう一年間の航海安全と大漁を願う海の祭典「ハーリー・海神祭」が佐良浜漁港や久松漁港、池間島の水浜など7カ所で開催された。勇壮な爬龍舟(はりゅうせん)競漕(きょうそう)では、「ゴーヘイ、ゴーヘイ」と掛け声を響かせて力強いかいさばきを披露した。(5月30日掲載)
本土出身7人の御霊を悼む/二重越で龍虎隊慰霊祭
太平洋戦争末期の1945年7月29日、日本最後の神風特別攻撃隊・第三次龍虎隊員で沖縄本島の嘉手納沖で亡くなった本土出身7人のみ霊を慰める慰霊祭が28日、平良の二重越にある第三龍虎隊慰霊之碑前で執り行われた。(5月31日掲載)
販売額10億円へまい進/JA野菜・果樹生産連絡協
JAおきなわ宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会の第15回定期総会が30日、JAおきなわ宮古地区本部ホールで開かれた。同協議会や関係機関、JAが一体となり、販売額10億円達成に向け、安全・安心な農作物づくりにまい進することを盛り込んだ2017年度事業計画などを承認した。(5月31日掲載)
名古屋直行便PRで始球式/ミス宮古島の塩川さん
ナゴヤドーム(愛知県名古屋市)で5月28日に行われた中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズの試合で、ミス宮古島の塩川さやかさんが始球式を行った。全日本空輸(ANA)が、6月から期間運航で名古屋直行便を新規開設することにちなんだもので、宮古島市のイメージキャラクター「みーや」と一緒になって、野球観戦に訪れた約3万8000人の観客に宮古観光をPRした。(6月1日掲載)
キビ代金102億円/前期比で26億円増
生産農家に支払われる2016-17年産サトウキビの総代金が前期比26億円増の102億5200万円となり、1995年の品質取引制度開始以降、過去最高額の実績となった。質、量ともに今期作の大豊作を裏付けた。JA宮古地区営農振興センターさとうきび対策室のまとめで分かった。(6月1日掲載)
初日は8社が求人票提出/新規高卒予定者求人受付
2018年3月新規高校卒業予定者向け求人の受け付けが1日から始まった。宮古公共職業安定所へは初日、8社が求人票を提出した。同日午前には同所で受付開始式が開かれ、知念所長が求人の早期提出を歓迎するとともに、新規高校卒業者の地元就職へ向け今後、企業説明会を開催することなどを説明した。(6月2日掲載)
多良間村販売額16億円達成を祝う/生産者大会、パレード実施
多良間村農業生産者大会が1日、同村で行われた。生産農家や行政、JAなど農業関係者が参加し、販売額16億円達成を祝った。パレードや祝賀会も開催。さらなる農業振興や競争力強化に向け、基盤整備の充実と農業用水の確保などに取り組むことに決意を示した。(6月2日掲載)
繁殖牛2割増頭へ一丸/和牛改良組合総代会
宮古和牛改良組合は2日、JAおきなわ宮古地区本部で第37回総代会を開き、繁殖牛2割増頭運動の推進や後継者の育成を柱に据える新年度事業計画を承認した。肉質に優れた素牛(子牛)を生産し、宮古牛のブランド化と産地化を図る。表彰式も行い、子牛共進会などで優秀な成績を収めた素牛生産農家を表彰した。(6月3日掲載)