3㌔滑走路でウオーク/下地島空港
「空の日」市民に開放/親子連れ「すごい風景」
下地島エアポートマネジメントとスカイマークは「下地島空港・空の日イベント2021」として「ランウェイウオークと航空教室」と「スカイマークの旅客機を間近で見よう」が6日、同空港で開催された。午前6時過ぎからは3000㍍の滑走路でランウェイウオークが行われ、参加者たちからは「想像よりも広い」「こんなにすごい風景なんだ」などの感想が聞かれた。
午前中の「ランウェイウオークと航空教室」には、40人の定員に対して130人の応募があり、この日は選ばれた40人のうち38人が参加した。
滑走路の運用時間を避けるため、ランウェイウオークは早朝の開催となり、管制塔の後方から差し込む朝日を受けた滑走路と、目の前に広がる景色に参加者たち大興奮で、デジタルカメラやスマートフォンで記念撮影する風景が見られた。
城辺小学校3年の西里果倫さんは「初めて滑走路を歩いたけど、想像していたよりもとっても広くてびっくりした」と笑顔になった。
滑走路を歩いた後は、「空港で働く車大集合」と題して、普段は近くで見ることができない、いろいろな機能を持った車に、子供たちが実際に触ったりしながら楽しい時間を過ごした。
また、景品の当たるクイズ大会や空の日限定の豪華な朝食も振る舞われ、参加者たちからは「すごいおいしいね」などと話しながら、空港での食事を楽しんだ。
そのほか、ランウェイウオーク中に、滑走路の上空に虹が架かると、参加者だけでなく主催者側も喜んでいた。
午後からは、スカイマークの「旅客機を間近で見よう」も行われ、参加者たちは実際の飛行機が到着してから出発するまでの作業を旅客機の近くで見学した。