宮国泰吾君/目指せ日本代表入り
U-16サッカー外国合宿へ
平良中が全校挙げ激励
サッカーU-16日本代表候補(FW)に選出されている平良中3年の宮国泰吾君を激励する会が30日、同校体育館で開かれた。
全校生徒が集まり、「泰吾は平良中の誇り。来年の(U-17)ワールドカップに絶対出場してほしい」と力強く激励した。宮国君は「感謝の心を忘れず自分のプレーをアピールして代表になれるよう頑張りたい」と決意を語った。宮国君はきょう31日、代表候補合宿のため千葉県に向けて出発する。来月6日にはウズベキスタンに渡り、同国やオマーンと練習試合を行う。
激励会は学校が主催して開いた。きょう宮古島をたつ宮国君を激励しようと全校生徒が集まって宮国君に力強いエールを送った。
野原敏之校長は「この小さな宮古島から日本を背負う代表の一人に泰吾君が選ばれたということは本当に素晴らしいこと」と宮国君を祝福。その上で「泰吾君は努力を重ねて日本代表候補という花を咲かせた。皆さんもいろいろなことに挑戦しながら努力を続けてほしい。泰吾君が日本代表として活躍することを期待している」と話し全生徒に努力の大切さを呼び掛けた。
全校生徒を代表して上地樹君が「この平良中学校から日本代表候補になれるなんて素晴らしいこと。この学校の生徒として、県民として誇りに思う。これからウズベキスタンに行くけど代表候補という誇りを胸に頑張ってほしい。来年のワールドカップではしっかりと代表になれるようにみんなで応援する」と宮国君を激励した。
多くの祝福を受け宮国君は「自分が(日本代表候補に)選ばれるとは思っていなかったので信じられない気持ちだったけど、きょうの激励会ですごく実感が出てきた。支えてくれたすべての人へ感謝の気持ちを忘れず、自分のプレーをアピールしてワールドカップに出られるように全力で合宿に望みたい」と力強く話した。
宮国君の決意を聞いた生徒たちは大きな拍手で激励。代表候補合宿での成果と日本代表入りを期待した。
宮国君はきょう31日に宮古をたち、千葉県での合宿に参加。来月6日にはウズベキスタン入りし、同国、オマーン、ウズベキスタンのユースチームとの国際試合で経験を積む。
宮国君は「得点力とかゴールに向かう意識をアピールしたい」などと決意。来年6月にメキシコで開催されるU-17ワールドカップでの代表入りに向けて気を引き締めた。