最年長の砂川ハルさんと糸洲朝仁さん/第23回南部忠平杯GG
子や孫たちが応援
女性最年長の砂川ハルさん
大会参加者の中で最年長の砂川ハルさん(88歳)。6人の子と20人余りいるという孫たちの応援を受けて、元気なプレーを展開した。
毎週1回は、地域の人たちと一緒にグラウンドゴルフやゲートボールを楽しむ。周囲からは「畑仕事も一生懸命。すごい働き者」と評判だ。
一人暮らしだが、近くに住む子や孫たちが訪ねてくる時はとてもにぎやかになる。「キビ収穫時にも子や孫たちが手伝ってくれる。ありがたいね」
この日、持参してきたクラブは子どもたちからのプレゼント。「周囲の人たちも参加しているので、おばあちゃんも参加してみて」と長女が参加を申し込んだ。会場にも車で送ってもらったと言い「頑張らないといけないね」と笑顔を見せた。
大会の人気者に
男性最年長の糸洲朝仁さん
最高齢参加者として表彰された88歳の糸洲朝仁さん。グラウンドゴルフの楽しみは「健康増進とコミュニケーション。勝負は別」と話し、豪快にクラブを振っていた。
開会式で紹介されたことから、プレー中「大先輩からの言葉をいただきたい」「健康長寿のアヤを借らして」と、しきりに話しかけられるなど人気者に。
健康の秘訣は「くよくよせず、地域に貢献すること」。酒とたばこも30歳代でピタリと止めた。15年ほど前から一人暮らしとあって、食べ物にも気を配るなど健康面には人一倍敏感だ。
8ホールを3ラウンド行い勝負を競うが、「1ラウンドは21打で回ったよ。まずまずのスタート」と余裕の笑顔。愛用のクラブを肩に、右手でガッツポーズをして見せた。