きょうからサシバサミット
オンラインで関係地連携/日本野鳥の会理事長ら来島
第2回国際サシバサミット宮古島大会開催を前に、日本野鳥の会の遠藤孝一理事長らが来島。15日、市役所に座喜味一幸市長を訪ね、協力を求めた。遠藤理事長は「サシバの繁殖地、中継地、越冬地が連携して取り組むことで保護が実現する。サミットを通して、地域の活性化にもつながれば」と話した。サミットはオンライン形式で16、17日に開催される。
国際サシバサミットは、絶滅が危惧されているサシバの繁殖地、中継地、越冬地の人たちが集い、サシバの未来について考える場として2019年に第1回大会が開かれた。
参加都市は宮古島市のほか、栃木県市貝町、鹿児島県宇検村、台湾の屏東県、フィリピンのサンチェス・ミラ市。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から今回はオンラインでの開催で、宮古島市からの配信会場は市クリーンセンター会議室。
16日は宮古野鳥の会の久貝勝盛顧問による活動・研究発表、日本野鳥の会の遠藤理事長による基調講演、各地からの活動報告、サミット宣言など。17日には各地の子どもたちの活動報告、サシバ俳句コンテスト結果発表、オンラインお絵描き教室、サシバ保護宣言などが行われる。