期日前投票始まる/初日は前回下回る810人
きょうからは旧郡部でも
任期満了に伴う市議会議員選挙の期日前投票が18日から始まった。初日の出足は前回(2017年)の1197人を大きく下回る810人(男性425人、女性385人)が投票した。19日からは旧郡部でも始まる。各陣営では得票の行方を左右すると見て、期日前投票に力を注いでいる。前回を下回る出足に関係者は、新型コロナウイルス感染症の影響と19日に公示される衆院選と重なることから「投票を1度で済ませたいとの心理が働いているのでは」と指摘した。(8、9面に関連)
有権者は市街地4学区で55%
今回は定数24に38人が立候補している。有権者は4万4865人。
18日は市役所1階に設けられた投票所に、受け付け開始の午前8時半から、途切れることなく有権者が訪れ、一票を投じていた。
そろって投票した30代の夫婦は「仕事が休みだったので、早めに済ませたいと思って来た。議会のことはよく分からないけど、市民のために働いてくれる人だと思って投票した」と話した。60代男性は「近く(近所)の人に入れた。頑張ってくれると思う」と話した。
市役所での期日前投票は午前8時半から午後8時、23日まで行われる。19日からは城辺公民館、伊良部公民館、下地公民館、上野庁舎1階の旧郡部でも始まる。時間は午前9時から午後5時、22日までの4日間行われる。24日は市内22カ所で投票され、即日開票される。
市内の有権者は4万4865人(男性2万2571人、女性2万2294人)。うち市街地の平一、南、北、東の4学区で2万4455人おり、全体の約55%を占める。旧市町村別では平良が3万159人おり、全体の約67%になる。