きょうから三日攻防
各候補支持拡大図る/投票日向け激しさ増す
任期満了に伴う第5回市議会議員選挙は21日から戦終盤の「三日攻防」に突入する。定数24に38人が立候補を届け出。議席の争奪戦はいよいよ佳境を迎え、各候補者は島内各地でのポイント演説、地縁血縁への支持訴えのほか、地域を回るローラー作戦などを展開。24日の投開票に向けて、保革入り乱れての激しい選挙戦が繰り広げられている。
届け出たのは現職21人、元職2人、新人15人。座喜味市長を支持する与党系は現職5人、元職2人、新人9人の計16人。野党系は現職16人、新人3人の計19人。中立系としているのは新人3人となっている。
各陣営とも、18日から始まった期日前投票が勝敗のカギを握るとみており、運動員を総動員して対応している。期日前投票は、2日間で前回と比べ1166人下回っているものの、日からは衆院選の期日前投票もスタートしており、三日攻防の期間中、どれだけ伸びるかも注目される。
今選挙は前回から5人増の38人が立候補し、有権者数も約1500人増えており、当選ラインが読めない状況。1000票以上得票者の数によって当選ラインが大きく変わってくると見られる。第4回はトップ当選が1595票、1000票以上が13人、最下位当選者は832票だった。
地縁血縁票が他の選挙と比べても色濃く反映される市議選。立候補者が掲げた政策などが反映されにくいと言われているが、有権者がどのような判断を下すのか注目される。
16日時点の有権者数は4万4865人(男性2万2571人、女性2万2294人)。