市議選あす投開票/運動最終盤、きょうまで
任期満了に伴う第5回市議会議員選挙は運動最終盤を迎えた。選挙運動期間は23日まで。24日投票され、即日開票される。22日は玉城デニー知事と衆院選沖縄4区に立候補している金城徹氏が宮古入り、市議選立候補者らと遊説を繰り返し、支持を訴えた。同じく西銘恒三郎氏は23日に宮古入りする。18日から始まっている市議選の期日前投票は出遅れが響き、前回(2017年)を下回る水準で推移している。
期日前、前回下回る水準
市議会の定数は24。立候補しているのは現職21人、元職2人、新人15人。座喜味一幸市長を支持する与党系は現職5人、元職2人、新人9人の計16人。野党系は現職16人、新人3人の計19人。中立系としているのは新人3人。
告示後、18日から始まった期日前投票は前回を下回る水準で推移している。初日、2日目の出遅れが響いている。22日までの投票者は有権者の23・4%、1万516人。前回は有権者の31・75%が期日前に投票しており、23日の最終日の上積みが焦点だ。24日は市内22カ所で当日投票が行われる。16日時点の有権者数は4万4865人(男性2万2571人、女性2万2294人)。
今回は、与党少数で厳しい議会対応を迫られている座喜味市長が、勢力を反転させることができるかが焦点。座喜味市長は今年1月の就任後、提案した予算を多数野党に削除されたり、不信任案を連発されるなど厳しい状況が続いている。