最優秀に砂川君、宮里さん/「社明運動」作文コン表彰式
ボランティアや協力の大切さ訴え
第71回社会を明るくする運動作文コンテスト(主催・同運動宮古地区推進委員会)の表彰式が22日、平良地方合同庁舎で開かれた。最優秀賞を受賞した東小6年の砂川柊斗君と北中3年の宮里美空さんほか、優秀賞、優良賞受賞者に賞状と副賞が贈られた。
砂川君は「僕にできること」と題し、相手の言い分を理解しようとすることや反省することの大切さなどを訴えた。宮里さんは「社会を明るくするために」とのタイトルで、以前住んでいた広島が洪水の被災地となった際、ボランティアとして協力する中学生の姿に感動した経験を紹介。社会を明るくするためにはできる協力をみんなで行っていく必要があると呼び掛けた。
砂川君は「例え犯罪者でも、反省をすれば一からやり直せるということを伝えたかった。初めて最優秀賞を取れてうれしかった」、宮里さんは「人と協力することの大切さを伝えたかった。最優秀賞を取れるとは思っていなかったので驚いたが、うれしかった」とそれぞれ喜びを語った。
表彰式で受賞者に賞状を手渡した宮古保護区保護司会の大城千代子会長は「今後ともいろいろなことを考えながら、日常のこと、自分が考えたり体験したりしたことをぜひ作文にまとめて、コンテストに応募してもらいたい」と呼び掛けた。
地区推進委員長を務める座喜味一幸市長(代読)や宮古保護区協力雇用主会の宮里敏男会長、宮古更生保護女性会の新城美津枝会長もあいさつを行い受賞者を激励した。
受賞者と作文タイトルは次の通り。(敬称略)
▼小学生の部
【最優秀賞】砂川柊斗(東6年)「僕にできること」
▼中学生の部
【最優秀賞】宮里美空(北3年)「社会を明るくするために」【優秀賞】友利美月(鏡原3年)「理解の重要性」▽清村仁愛(多良間1年)「小さな命が奪われる瞬間」【優良賞】▽宮国愛(北1年)「親子におけるそれぞれの夢の関わり方」▽諸見里美柚(多良間1年)「幸せな世界のために」▽野路まいこ(城東2年)「小さな幸せ」