「最後まで支援を」/各候補者打ち上げ式
7日間の運動締めくくる/市議選
任期満了に伴い24日に投票、即日開票される第5回宮古島市議会議員選挙(定数24)の選挙運動最終日の23日、激しい戦いを展開してきた38人の候補者が街頭で演説などを行い、7日間の選挙戦を締めくくった。打ち上げ式を行った各候補は、支持者の協力に感謝するとともに、「最後の最後まで支援をお願いしたい」と訴え、最後は勝利に向けて「ガンバロー三唱」を行い気勢を上げた。
今選挙は、座喜味一幸市長を支える少数与党がどれだけ議席を伸ばし勢力を拡大できるかが焦点。
選挙期間中、各候補者の選挙カーが連日、市街地を中心に平良の農漁村部や旧郡部の各地区をくまなく回り、自身が掲げたコロナ対策や農林水産業、観光の振興、経済活性化、医療・福祉の充実などの政策実現と座喜味市政の是非をアピールし、当選に向けて支持拡大を図ってきた。
与党系新人の候補者は「20年以上、勤務した職場を離れて、6月から白い手袋一つでこれまで市民に思いを伝えてきた。そして、多くの人の支えで今日の日を迎えられた。私は一人ひとりの声に耳を傾け、一緒に悩み、一緒に市政に届けたいとの思いで立候補した」と強調し、「残りの人生をかけて精いっぱい頑張るので、ぜひ背中を押してほしい、そして、市議となった私をどんどん使ってほしい」と話した。
野党系現職の候補者は「(現職として)これまで多くのことをやってきた。政治を前に進め、皆さんの生活をよくしていきたいという思いで頑張ってきた」と訴え、「10年後には世界に誇れる宮古島にしたい。宮古島をもっと前進させていく環境を作らなければならない。保守が団結して市民の生活を守るという強い気持ちで政治をしていかなければならない。宮古島への思いを私に託してほしい」と語った。