宮古でウインター対抗戦
準硬式野球の東京六大学/市に協力要請
準硬式野球の東京六大学(東大、早稲田、慶応、立教、明治、法政)対抗戦が宮古島市で行われる。宮古島ウインター六大学対抗戦として市民球場、下地球場、伊良部球場で12月21、22日の開催を予定している。6チームすべてが来島する。75年目を迎える来年春の対抗戦を年内に宮古島で開幕する。市は新設の伊良部球場のこけら落とし行事として位置付けたい考え。
25日、関東地区大学準硬式野球連盟の山田善則理事長が市役所に座喜味一幸市長を訪ね、対抗戦開催の説明と協力を要請した。
山田理事長は宮古島での対抗戦開催について「コロナで学生がこの2年間、活動ができていないということがあったので、こういう機会を作ってみんながコミュニケーションを取り、心が通じ合えるような連盟に戻したいということで、この企画を考えた」と説明した。また「学生に宮古島の文化や歴史を知ってもらう機会にもしたい」と話した。野球教室やビーチクリーンボランティア活動などの予定もある。山田理事長によると、コロナの影響で活動ができず、部員数も大きく減少しているという。
準硬式野球のルールは硬式野球とほとんど変わらない。ボールは硬式球とほぼ同じ中身で、外側の表面が軟式球と同じ天然ゴムでできている。