「公約実現」「一票の重み自覚」/市議選 市選管が証書付与
当選者24人が決意
市選挙管理委員会(與那覇巌委員長)は27日、第5回市議会議員選挙(24日投開票)で当選した24人に当選証書を付与した。あいさつで與那覇委員長は「市民の代表として向こう4年間、福祉向上、過ごしやすい街作りを進めてほしい」と激励した。24人の任期は11月13日から2025年11月12日までの4年間。初議会は11月22日に予定されている市議会臨時会となる。
今回は市議会の定数24に対して現職21人、元職2人、新人15人が立候補。24日に投開票が行われ、現職13人、新人9人、元職2人が当選を果たした。付与式は市役所で行われ、支持者や関係者らが駆け付けた。
会場では互いに「おめでとう」と声を掛け合うとともに、健闘をたたえあった。当選証書は與那覇委員長から当選者一人一人(得票順)に手渡された。
当選者を代表して最多得票となった久貝美奈子氏が「改めて身の引き締まる思い。宮古島市を今よりもっと住みやすい街にするという大きな仕事が託された。それぞれが公約に掲げた政策の実現にまい進し、市民の期待に応えるよう頑張っていく」と決意を述べた。
式に参加した座喜味一幸市長は「厳しい選挙戦を勝ち抜き当選した皆さんおめでとう。議会と行政は両輪といわれている。皆さんと連携し、時には厳しくチェックをいただきながらしっかりと福祉向上などに取り組んでいきたい」とあいさつした。
終了後、下地信男氏は「多くの支持者や有権者のおかげできょうを迎えることができた。宮古島市や市民のために頑張っていきたい。行政経験を生かした議会活動に取り組みたい」と話した。狩俣勝成氏は「開票日は眠れなかった。こうして当選証書を付与されることで気が引き締まる。これからも真摯(しんし)な気持ちで1票の重みを感じながら頑張っていく」と笑顔を見せた。
当選証書を付与されたのは次の各氏。(得票順、敬称略)
久貝美奈子、上地堅司、下地茜、新里匠、池城健、前里光健、平良和彦、下地信男、仲間誉人、上地廣敏、粟国恒広、平良敏夫、富浜靖雄、狩俣政作、山下誠、山里雅彦、西里芳明、下地信広、友利光徳、長崎富夫、上里樹、砂川和也、我如古三雄、狩俣勝成