社会・全般
2021年10月31日(日)8:57
首里城焼失2年 再建願い/龍注の思いを絵に
画家でたぶろう美術協会会員の金城芳明さんは、首里城が燃えた日から31日で2年が経過する前日の30日、首里城の再建を願って描いた油絵を自宅で公開した。絵はP100号(縦約162センチ、横約112センチ)の大作。焼け跡に残った一対の龍柱を左右に配置し、渦巻く炎の上に在りし日の首里城正殿を描いた。金城さんは「火災の発生はテレビで見たが、どうすることもできなかった。龍柱も同じ気持ちだったのではないか。その時の思いと、きっと再建できるという願いを込めた」と話した。