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教育・文化
2021年11月1日(月)8:59

平良さん中学校最優秀/童話・お話・意見発表会

小学校高学年 砂川君、低学年 三浦さん

 

中学校の部で最優秀賞を受賞した平良さん=31日、下地中体育館

中学校の部で最優秀賞を受賞した平良さん=31日、下地中体育館

2021年度第54回宮古地区童話・お話・意見発表大会(主催・宮古地区PTA連合会)が31日、下地小学校と同中学校の体育館で開かれた。小学校低学年4人と高学年2人は下地小で、中学生12人は下地中で発表を行った結果、小学校低学年の部では上野3年の三浦胡桃さん、同高学年の部では砂川6年の砂川昌璃君、中学校の部では上野3年の平良夢希叶さんがそれぞれ最優秀賞に選ばれた。3人は12月に読谷村で開催される県大会へ出場する。

三浦さんは、本当は優しいながらみんなに怖がられて友達ができないオオカミの話である「ともだちほしいな おおかみくん」について発表した。同作を選んだ理由について「もっと友達がいっぱいできるようにしたいから」と説明。「最優秀と聞きうれしかった。緊張したけど思ったような発表ができた」と話した。

砂川君は演題の「相手の幸せは自分の幸せ」との言葉を、小学2~4年生時の担任教諭から聞き、その考えを実践してきたこれまでの体験を発表した。「練習ではなかなか(発表文を)覚えられなかったが、本番では覚えられていたので良かった」と振り返り、「相手に優しくすれば自分も幸せになれるということをみんなに知ってほしかった」と込めた思いを紹介した。

平良さんは「サングラスを外して」と題し、自身の中に「男の子の良さも女の子の良さも両方あるような気がする」との認識を示した上で、男女差という枠にとらわれず、性別という「サングラス」を通して見るのではなく、個人の個性を認め合い、尊重し合うことが大切と訴えた。最優秀賞受賞に「選ばれると思っていなかったので正直びっくりしたけど、ちゃんと自分の思っていることを発表できたのでよかった」と喜びを語った。

大会結果は次の通り。(敬称略)

▼小学校低学年の部
【最優秀賞】三浦胡桃(上野3年)【優良賞】湧川琳陽(多良間2年)▽川満華帆(平良第一2年)▽洲鎌光希(下地1年)

▼同高学年の部
【最優秀賞】砂川昌璃(砂川6年)【優良賞】伊志嶺悠香(上野5年)

▼中学校の部
【最優秀賞】平良夢希叶(上野3年)【優良賞】石垣徳武(平良2年)▽亀山乙葉(多良間1年)▽仲間泰心(伊良部島2年)▽砂川杏凛(城東3年)▽宮国愛(北1年)▽本村結奈(西辺3年)▽上地志穂(下地2年)▽濱川佳太朗(鏡原3年)▽吉濱希星(久松3年)▽砂川寛大(池間3年)▽新里奈々(狩俣3年)


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