2回目接種率79.4%/新型コロナワクチン
今月中80%達成に期待/市「できる限り2回」呼び掛け
市が12歳以上の市民を対象に実施している、新型コロナウイルスワクチンの対象者全体の2回目接種率が11月2日時点で79・4%となったことが同日、市新型コロナウイルスワクチン接種対策室のまとめで分かった。市が目標としている80%達成まであと0・6%となっていて、11月に4回予定されている集団接種での目標達成が期待される。
同対策室によると、接種対象人数4万8565人に対し、2日までに2回目の接種を終えたのは3万8580人だった。全人口(5万5577人)当たりの2回目接種率は69・4%。
2回目接種率を年代別に見ると、最も高いのは65歳以上の89・4%。次いで60~64歳の86・3%、50~59歳の82・1%と続く。最も低いのは19~22歳の58・4%。次いで12~15歳の61・1%、23~24歳の61・6%。10月10日時点では23~24歳が2番目に低い接種率となっていたが、約1カ月で5・7%ポイント上昇し、1・4ポイント上昇にとどまった12~15歳を上回った。
子どもの2回目接種率を小・中・高校生別で見ると、高校生等が67・7%、中学生が64・1%、小学生は41・3%となっている。
市によるワクチン集団接種は11月に4回実施して終了する予定。個別医療機関での接種予約は引き続き受け付けている。
ワクチン接種が1回のみの場合の予防効果は35・6%、2回接種では88%(デルタ株の場合)になるとされているとして、市ではできる限り2回接種を行うよう呼び掛けている。