「まもる君」を大使任命/宮古島税務署
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宮古島税務署(粟國純次署長)は11日、キャッシュレス納付推進大使任命式を同署で行い、「宮古島まもる君」に任命書を交付した。キャッシュレス納付が一般的な納付手段となるよう周知を図る。宮古島まもる君に扮(ふん)した職員が任命書を受け取り、「簡単で便利なキャッシュレス納付を活用してほしい。まずがーと、しーみーる(試しに使ってみて)」と呼び掛けた。
宮古島まもる君は、2013年2月からe-Tax特別推進官に任命されており、今回で推進大使に「昇任」となった。
キャッシュレス納付には、▽ダイレクト納付▽振替納税▽インターネットバンキング▽クレジットカード納付-がある。場所や時間にとらわれずに納付することが可能という。
管内の20年度納付状況は、総件数は1万8795件。内訳は金融機関窓口が70・8%(1万3313件)、キャッシュレス納付が17・2%(3233件)となっている。
沖縄国税事務所は「あらゆる税務手続きが税務署に行かずにできる社会」を目指しており、非対面のキャッシュレス納付の推進に努めている。
粟國署長は「キャッシュレス納付は便利だが、知られていない。まずは知っていただきたいということで任命した。税を考える週間だけでなく、確定申告も含めてまもる君と連携して周知広報していきたい」と話した。