11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
スポーツ
2021年11月14日(日)8:59

宮古では最後の開催/センター閉館「残念」

来年、石垣での再会誓う/第30回先島親善ボウリング大会

 

宮古島では最後となる先島親善ボウリング大会に参加し、来年の石垣市での大会で再会を誓った皆さん=13日、宮古ボウリングセンター

宮古島では最後となる先島親善ボウリング大会に参加し、来年の石垣市での大会で再会を誓った皆さん=13日、宮古ボウリングセンター

毎年、宮古と八重山で相互に開催してきた先島親善ボウリング大会が今年で30回目の迎え、その節目の大会が13日、宮古ボウリングセンターで行われた。参加者たちは例年通り笑顔のプレーで交流を楽しみながらも、年内で同センターが閉館することに伴い、今回が宮古島での最後の開催となることに「とても残念」「さびしい」の声が聞かれた。それでも、これまでの交流の歴史を振り返りながら来年、石垣市で開催予定の第31回大会での再会を誓い合った。

30回大会は当初、昨年開催予定だったが新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり今回、2年ぶりの開催となった。

宮古ボウリングクラブの川満寛一会長は「この大会が30回の歴史を刻んだことはすごいこと。同センターが閉館するので宮古では最後の大会となるが、来年の石垣島での大会に宮古から多くの会員が参加して盛り上げたい。早期に島内にボウリング場が復活することを願っている」と話した。

八重山ボウリング連盟の狩俣学理事長は「20年ほど前には石垣も同じようにボウリング場が7~8年無かった時代もある。それでもこの大会は継続してきたので、これからも何とか継続できると思う」と期待を寄せた。

八重山から参加した前田盛淳さんは「毎年、相互に行き来して交流ができたこの大会が楽しみだった。ぜひ、再び宮古にボウリング場が復活してこの大会が続いてくれれば最高だと思う」と笑顔になった。

同センターは、市内唯一のボウリング場で1969年11月に開館。その後、スコアの電子化やレーンの改修などを行いながら営業を続けてきた。娯楽が少ない宮古島では、家族や仲間内で気軽に楽しめるスポーツとして人気を集めた。

しかし、オープンから52年が経過したことで建物の老朽化を理由に、12月31日で閉館することが決まっている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!