「ハイサイ」が優勝/ビーチバレー
メンバー2人は地元出身
宮古島ビーチバレー大会2021(主催・同バレー連盟)は14日、下地の与那覇前浜ビーチで決勝トーナメントを行った。上位トーナメントは、メンバー2人が宮古出身の「ハイサイ」(天願翔之、呉屋政貴、上地奈菜香、高良希渉)が優勝。賞金20万円を手にした。下位トーナメントは「握り拳イェイ!」が制した。
大会は男女混成4人組で行われ、島内外から30チームが参加した。初日は7グループに分かれ、予選リーグで熱戦を展開。各リーグで上位2チームが上位トーナメントへ、下位2チームが下位トーナメントにそれぞれ進出した。
優勝したハイサイの天願は伊良部出身、上地は平良出身。大学で知り合ったメンバーでチームを組み、沖縄本島を中心に活動している。過去2年間は県内で負け知らずという。
決勝では、上地と高良の安定したサーブレシーブから天願と呉屋が強打を繰り出し、21-19で「神の子」チームに競り勝った。
天願は「地元で優勝できて、だいずうれしい。安定したプレーができたことが勝因」、上地は「宮古の大会に参加できて、楽しかった。優勝できたので最高」と笑顔で語った。
宮古島では2000年から「ビーチバレー宮古島大会」が行われてきたが、20周年の節目で大会が終了。その後、ビーチバレー愛好者などから復活を望む声が上がり、3月に宮古島ビーチバレー連盟が結成され、今大会が開催された。
結果は次の通り。
【上位】優勝=ハイサイ▽準優勝=神の子▽3位=宮良自動車
【下位】優勝=握り拳イェイ!▽準優勝=Victor▽3位=ミライ