法人会に国税庁長官感謝状/宮古島税務署で伝達式
学校での租税教育活動を評価
租税教育推進校等表彰「国税庁長官表彰校等」感謝状の贈呈式(伝達)が17日に宮古島税務署で行われ、島内の小中学校でこれまで租税教室を積極的に実施してきた沖縄宮古法人会(友利寛忠会長)に対して、国税庁長官からの感謝状が沖縄国税事務所の小平忠久所長から伝達された。感謝状を受け取った友利会長はさらなる活動の充実を誓った。
この感謝状贈呈は、租税教育の推進および、その推進のための基盤整備等について、他の模範となる活動を行うなど、特に功績のあった学校、関係民間団体等の団体を表彰し、租税教育の一層の充実を図ることを目的に実施している。
感謝状を受け取った友利会長は「素晴らしい賞を受けることができてとてもうれしい。これは10年ほど前から女性部、青年部が学校での租税教育に頑張ってきた結果。こうした取り組みは他の地域ではあまりないと聞いているので、これからも継続して実施してこの感謝状に恥じない活動を行っていきたい」と意気込みを示した。
各学校における租税教育の取り組みに対して、小平所長からは「租税の役割や国民の納税義務について正しい知識の普及に多大な貢献をしてくれた」と感謝の言葉を述べた。
同法人会では、22年連続で「税を考えるつどい」を主管してきたほか、2020年度から管内全小学校のすべての租税教室を青年部会で担当するなど取り組みを強化。小学校においては年々開催派遣回数を増加させ、20年度は17校中13校で実施、21年度は17校すべてで実施した。