優雅な舞いで観客魅了/宮古婦連
演芸会2年ぶり開催/舞踊で人と心つなぐ
第54回婦人の演芸会(主催・宮古地区婦人連合会)が21日、2年ぶりにマティダ市民劇場で開催された。「人と人、心と心をつなぐ地域婦人」をテーマに、各地の婦人会や賛助出演団体が琉球舞踊や創作舞踊などを次々と披露。会場には多くの観客が訪れ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催できなかった昨年の分も含めて楽しい時間を過ごした
今年の演芸会も、宮古地区婦人連合会役員による「とうがにあやぐ」で幕開け。優雅な舞いを披露し、観客を魅了した。
下地校区は華やかな衣装で「東京ブギウギ」を披露し、フィリピンダンスGもきらびやかな衣装で元気いっぱいのダンスで会場を盛り上げた。
そのほかにも、伊良部校区の与那嶺なるみさんの方言による「岸壁の母」は、途中で少し間違ったことも笑いに変えるなど、芸達者な与那嶺さんに大きな拍手が送られた。
主催者を代表して島尻清子会長は「昨年は新型コロナの影響で開催できなかった。厳しい社会状況が続く中、感染対策をしながらこの日のために練習してきた。美しい衣装と演舞に対して大きな拍手をお願いしたい」と呼び掛けた。
そのほかにも座喜味一幸市長や大城裕子教育長からもあいさつが寄せられ、それぞれの地域で活躍する婦人たちのさらなる飛躍に期待を寄せた。
同連合会は、豊かな地域づくり、婦人の資質向上を目指し男女共同参画社会への発展を目標に、地域に根ざす活動を展開している。