2万6000人が電子申請/ワイドークーポン
対象の7割、想定上回る/紙申請は12月中旬から
新型コロナウイルスの影響を受けた市経済を、感染対策をしながら活性化させる目的の市経済振興クーポン(通称・市ワイドークーポン)の申請受付(電子申請分)が24日で終了した。対象者約3万8000人のうち2万6428人が申請した。市では「想定を上回る申請数」と話している。利用店舗の登録申請受付は継続しており、これまでに約600事業者を受け付けている。事務局が確認後、正式に登録される。
クーポンを申請できるのはワクチンの2回接種を済ませた市民で、1人1万円分を交付する。財源は市議会9月定例会で4億7000万円を財政調整金から措置している。今後、国の補正予算が確定すれば、振り替える。
クーポンの申請は「電子申請」と「紙申請」で今後、紙申請は電子申請の処理後、12月中旬以降になる見通し。受け付けると2回接種済みを確認した上でクーポン券が郵送で自宅に届く。
クーポン利用店舗として希望する事業者の登録申請は継続している。市が指定するガイドライン等に即した感染対策の実施、休業・時短要請の順守など感染対策が講じられていることが条件。受け付けると事業受託する宮古島観光協会の職員が現場を確認した上で登録される。
利用店舗は宿泊業、飲食業、生活関連サービス、小売業、情報通信業、娯楽業、製造業、運輸業など幅広く設定。クーポンの利用期間は来年3月22日までとしている。
2回接種済み者以外の市民については、公平性を担保するため、次年度以降に実施するとしている。
専用サイトのURLはhttp://waido-coupon./。サイトで登録できない場合の問い合わせはワイドークーポン事務局(電話79・9707)まで。