島の文化や歴史に触れる/観光感謝祭in宮古島
「宮古ブルー」も堪能/県内外の旅行社にPR
2日間の日程で行われた「第23回沖縄宮古島観光感謝祭~in宮古島~」(主催・市、共催・観光協会)は2日目の26日、来島した県内外の旅行会社の担当者を対象に島内視察が行われた。来間大橋ではバンジージャンプの視察を行い「宮古ブルー」を堪能。宮古島の自然、文化、歴史を通して新たな魅力を感じ取っていた。
例年は、東京や大阪に宮古島の関係者が出向いて開催してきた同感謝祭だが、今回は初めて宮古島に旅行会社の担当者を招いて、宮古観光をPRする形に変更した。
この日の視察では、開放感たっぷりのルーフトップバスで伊良部大橋を渡り、伊良部島の観光地を巡った。午後からは来間大橋のバンジージャンプを見学した。参加者たちは、橋の上から一本のロープに身を委ねて宮古ブルーの海に向かって、ジャンプする姿に興味津々の様子で見入っていた。
そのほかにも、島尻マングローブや池間大橋を訪れたほか、「ミニ綾道」として、漲水神社や豊見親墓などを巡り、島の歴史や文化を学んだ。
大阪から参加したというホワイト・ベアーファミリーの田頭歩さんは「何回か宮古島には来たことがあるが、やはり海のイメージが圧倒的に強かった。今回の感謝祭では、それ以外の歴史や文化の面などを知ることができたし、とても面白かったので地元で開催されて良かったと思う」と話した。
前日の商談会と名刺交換会には、県内外16社の旅行会社の担当者27人が直接参加したほか、オンラインでも21社から27人が参加して、宮古島が持つ観光地としての魅力の発信方法などについて意見を交換。
地元からは25の事業者などの担当者が参加し、旅行会社側と名刺を交換しながらそれぞれの分野の魅力をアピールし商談を進めた。