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イベント 社会・全般
2021年12月12日(日)8:59

パイロットや銀行員体験/グッジョブマッチングスクール

小学生対象に仕事紹介/県商工労働部主催

 

JTAのブースで平良さん(右)の説明を聞きながら地図上に飛行ルートを描く参加者たち=11日、JTAドーム宮古島

JTAのブースで平良さん(右)の説明を聞きながら地図上に飛行ルートを描く参加者たち=11日、JTAドーム宮古島

小学生を対象に、さまざまな仕事について知ってもらうイベント「グッジョブマッチングスクールin宮古島」(主催・県商工労働部雇用政策課)が11日、JTAドーム宮古島で開催された。大勢の子どもたちが参加し、パイロットや銀行員、ラジオパーソナリティーなど多種多様な職種の業務内容について学んだ。

今回のイベントには、エフエムみやこ、沖縄銀行宮古支店、宮古島海上保安部、市社会福祉協議会、一葉式いけ花宮古島支部、日本トランスオーシャン航空(JTA)、セルリアンネットなど12の企業や組織が参加した。

JTAのブースでは、パイロットとキャビンアテンダント(CA、客室乗務員)の仕事について紹介。同社パイロットの平良紀浩さんが宮古島から関西国際空港まで飛行する場合の飛行ルートの選び方を説明した。高度8000㍍で飛行した場合は目的地へ早く到着できるが多くの燃料が必要となること、高度1万3000㍍で飛行した場合は少ない燃料で目的地まで行くことができることなどを解説した。

参加した子どもたちは平良さんの説明を聞きながら、宮古空港から関西国際空港までのルートを選び、地図上に線を描く体験を行った。

エフエムみやこのブースでは子どもたちがパーソナリティーとなり、マイクに向かって原稿を読む体験に挑戦。沖縄銀行のブースでは練習用に製作された1万円札を使って100万円を早く数える競争を行った。宮古島海上保安部は業務内容の説明やロープの結び方などを紹介。社協は障がい者スポーツの「ボッチャ」を紹介し、参加者は競技を体験した。

JTAのブースでの仕事紹介に参加した西川琉偉君(下地小1年)は「(飛行する)ルートを選ぶのは難しかったが参加して楽しかった。将来は飛行機を修理する人になりたい」と語った。


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