宮古合宿キャンセル相次ぐ/コロナ影響
大学、社会人の野球チーム
今年の1月から3月には多くの大学や社会人の野球チームなどが宮古島での春季キャンプ開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でキャンセルが相次いでいる。今後の感染状況次第では、さらにキャンセルが増加することが懸念されている。
市の体育施設を管理している市スポーツ協会と市生涯学習振興課、市都市計画課によると、キャンプなどのため1月から3月までに野球場などの使用申請をしていた団体は大学が12チーム、高校が2チーム、社会人3チーム、協会1団体の計18団体あった。しかし、26日までに12団体がキャンセルを申し出ていて、そのうち昨年10月にキャンセルを申し出た3団体を除く9団体は新型コロナの影響によるキャンセルとみられる。
26日時点で大学4チーム、高校と社会人各1チームの計6チームはキャンプ実施の予定だが、沖縄や各チーム所在地の今後の新型コロナ感染状況により、キャンセルとなる可能性がある。
市生涯学習振興課の担当者によると、大学の野球部の場合、学校から各部に対しキャンプの中止が求められているケースもあるという。
市スポーツ協会の砂川恵助会長は「協会としては各施設の受け入れ体制を万全の状態にして迎えるつもりだったが、沖縄県全体でコロナが増えているということで多くのキャンセルが出て残念。2月後半や3月にもキャンプの予定はあるので、早めにコロナが収束してほしい」と語った。
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