11/27
2024
Wed
旧暦:10月26日 大安 甲 
教育・文化
2022年2月2日(水)8:59

コロナ収束願い大漁旗/佐良浜、池間島

2年連続、静かな旧正月

 

2年連続でコロナ下の静かな旧正月となったが、大漁旗は風を受けて力強くはためいた=1日、佐良浜漁港

2年連続でコロナ下の静かな旧正月となったが、大漁旗は風を受けて力強くはためいた=1日、佐良浜漁港

旧暦1月1日に当たる「旧正月」の1日、例年は盛大に祝う佐良浜や平良の池間島などでは昨年に引き続き新型コロナウイルスの感染拡大による影響で静かな新年となった。池間漁港や佐良浜漁港では、例年より少ないながらも大漁旗がはためき、早期のコロナ収束と大漁を願いながら新年をスタートさせた。

毎年、多くの漁師宅では、盛大に祝宴が開かれ友人や親戚らが、祝い酒を酌み交わしながら交流を深めるが、今年は「まん延防止等重点措置」が延長された中での旧正月となり、各方面から自粛が呼び掛けられた。

佐良浜漁港では、色鮮やかな大漁旗がはためく中、行き交う人たちからは「今年は盛大に祝いたかったのに残念。いつになったら旧正月を盛大に祝えるのかね」などの声が聞かれた。

佐良浜地区の民家では、例年よりも小規模に旧正月を祝う家庭があり、親族それぞれが料理を持ち寄って時間を制限しながらも楽しいひとときを過ごしていた。

また、池間漁港では、漁師たちが数人で集まり、漁船のそばで酒を酌み交わす風景が見られ、コロナの早期の収束と新年の航海安全と大漁を願っていた。

一昔前まで宮古では、新旧の正月が盛大に行われていた。1950年代の後半から新正月一本化運動が進み、旧正月は旧暦と仕事や生活が密着している漁村だけに残るようになった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!