市に大会旗をリレー/市役所で式典
「おきなわ文化祭」PR/宮古では10月に「詩(ことば)の祭典」
10月22日から11月27日に開催される「美ら島おきなわ文化祭2022」を広く県民に周知させることなどを目的に、県内市町村で大会旗を展示する巡回広報大会旗リレーが14日から宮古島市で始まった。同日、市役所でセレモニーが行われ、座喜味一幸市長に大会旗が受け渡された。大会旗は18日まで市役所に展示される。
同文化祭は、第37回国民文化祭と第22回全国障害者芸術・文化祭の統一名称。沖縄県で全国障害者芸術・文化祭が開催されるのは2006年以来2回目。国民文化祭は初開催となる。
大会テーマは「文化芸術の花 咲いわたり」。沖縄県では日本復帰50周年の節目の年となる22年に開催することで、沖縄の文化の魅力を県内外に発信し、観光との連携など県内各地域の活性化を促進することを目指している。
宮古島市では分野別フェスティバルとして、全国から「海」をテーマに募集した詩を紹介する「詩(ことば)の祭典」を10月29日に市未来創造センターで開催。同文化祭開催に合わせ、市民総合文化祭が10月21日から開催される予定となっている。
リレーセレモニーでは、同文化祭の特別広報大使に任命されている沖縄観光PR大使のキャラクター「花笠マハエ」ちゃんから座喜味市長に大会旗が受け渡された。座喜味市長は同文化祭について「宮古の文化の魅力を発信する絶好の機会として捉えており、とても楽しみにしている」との考えを示すとともに「当日は多くの市民に足を運んでいただきたい」と呼び掛けた。
同文化祭実行委員会の山川優事務局次長は「沖縄大会では宮古島市をはじめ県内各地域の個性豊かで多様な文化を全国に発信していきたいと考えている」などとあいさつした。
セレモニーには市のイメージキャラクター「みーや」も参加した。
大会旗リレーは、同文化祭を県民に周知させ大会の機運醸成を図るため、県内41市町村で大会旗を展示するもので、昨年12月6日に糸満市からスタート。宮古島市での展示終了後、2月21日からは多良間村に受け渡される。