市内で14人コロナ新規感染(20日)
県「引き続き感染対策を」
【那覇支社】県は20日、宮古島市で新たに14人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の日曜日から8人の増加で、直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)は129.98人となった。県全体では、前週から22人減の527人について新たな感染が判明した。
同日で県に適用されている「まん延防止等重点措置」が終了することについて、県感染症対策課の嘉数広樹課長は「これだけの陽性者が発生している状況を考えると、今後も引き続き感染対策を講じていく必要がある。特に、会食などが感染再拡大の端緒となることもあるので、しっかり感染対策をしてほしい」と強調した。
市内で感染が判明したのは、10歳未満~70代の14人。このうち、60代以上は70代の1人だった。年代別で最も多かったのは、10代の6人。職業別での最多は、中学生の4人。
宮古地区の療養状況は、宮古病院入院中13人(中等症5人、軽症8人)、民間病院入院中7人の計20人。国基準の確保病床数は66床で、病床占有率は30.3%。
県全体で、直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)は287.18人で全国18位。全国ワーストは大阪府の944.66人で、東京都は全国で2番目に高い749.62人。全国平均は455.64人だった。
在沖米軍では同日、34人の新規感染が報告された。基地従業員の新たな陽性者はいなかった。