優秀指導者に与那覇さんら/市スポーツ協会
23個人6団体を表彰/スポーツ振興への功績たたえ
2022年宮古スポーツ振興表彰式(主催・市スポーツ協会)が26日、市総合体育館で開かれた。ジュニア卓球県大会優勝者を指導した与那覇健一さん(76)ら23個人6団体を表彰し、スポーツ振興への功績をたたえた。与那覇さんは「晴れがましい気持ちと感謝の気持ちでいっぱい。そうそうたるメンバーとこの場にいることを光栄に思う」と喜んだ。
この表彰式は、スポーツの分野で優秀な成績を収めた児童生徒や一般の競技者および団体、指導者を表彰するもの。例年ならば全受賞者を一堂に集めるが、新型コロナウイルスの感染防止の観点から、児童生徒には各校で伝達表彰される。
表彰式には優秀指導者賞の与那覇さん、知念健次さん、與座清隆さん、前泊清さんが参加。ビーチサッカー日本代表で活躍した上里琢文さん、フットサル日本代表フィジカルコーチの下地達朗さんは欠席した。
表彰式で市スポーツ協会の砂川恵助会長は「指導者の皆さん、おめでとう。小中高生の技術力とチーム力の向上だけでなく、人間性や道徳性を高める指導を今後もお願いしたい。宮古スポーツ界の発展のために力を貸していただきたい」と話した。
ボクシングを指導する知念さんは「15年間、ボクシングを通して子供たちに、礼儀とアララガマ精神を伝えてきた。島の子供が感謝の気持ちを忘れず、夢や目標に向かって過ごせるよう青少年育成に取り組みたい」と語った。
バレーボール指導者の與座さんは「練習を頑張っている子供たち、支えている父母たちのおかげ。前泊コーチの存在も大きかった。賞をいただいたからには宮古島のバレーボールおよびスポーツに貢献したい」と意気込んだ。