宮古11人コロナ感染/病床利用率17.6%
県内新たに586人陽性/病床利用率48.3%
【那覇支社】県は27日、宮古島市で新たに11人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の日曜日より3人減少し、直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)は153.78人。多良間村での新規陽性者は確認されなかった。県全体では、前週の同じ曜日から59人増加の586人が新たに感染したことを明らかにした。
同日、宮古島市で新たに感染が確認されたのは、いずれも市在住で10歳未満~60代までの10人と年代確認中の1人。年代別では30代と50代が各3人と最多で、60代が2人、10歳未満と10代がそれぞれ1人ずつ。
職業別では、建設業と介護従事者が各2人で最も多く、そのほか、小学生と高校生、保育士、農業、教育関係、製造業、無職が各1人だった。
市内で入院中の患者は、宮古病院に9人(中等症7人、軽症2人)と、民間病院に軽症者3人の計12人。国基準の確保病床数は68床で、病床使用率は17.64%。また、宿泊施設療養中は24人、自宅療養中66人、入院・療養等調整中52人。
県全体の感染者を年代別で見ると、10歳未満が124人で最も多く、次いで、10代が103人、30代が76人、40代が72人など。
直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)は284.76人で全国16位となった。全国ワーストは大阪府の680.03人で、次いで東京都の582.27人、奈良県が499.13人などと続いた。
県内で、新規PCR検査の陽性率(直近1週間平均)は14.4%。直近1週間の新規陽性者数の前週比は1.01倍で、拡大傾向を示している。
また、在沖米軍関係では、55人が新たに感染したとの報告があったほか、26日に発表した陽性者について、23人から20人に修正があったことも明らかにした。
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