接種率、65歳以上70%超/市、コロナワクチン3回目
県の目標値に到達/18歳以上対象者は40%
宮古島市の65歳以上の人のうち、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を終えた人の割合は、28日時点で72・3%に達し、県が目標としている70%を超えたことが同日、市新型コロナウイルスワクチン接種対策室のまとめで分かった。18歳以上の3回目接種対象者当たりの接種率は40・5%となっている。
28日時点での65歳以上人口が1万4667人であるのに対し、3回目接種を終えた人数は1万601人。18歳以上人口は4万5326人で、3回目を終えた人数は1万8367人だった。
全人口は5万5577人であることから全人口当たりの接種率は33・1%。2月中に接種券が送付された対象者数は2万8894人となっていて、接種券の送付を受けた人の接種率は63・6%となる。
3回目接種率を年代別で見ると、最も高いのは70代の75・0%、次いで80歳以上の72・2%と、70歳以上では70%を超えている。60代は54・7%で半数以上が接種を終えている。
最も低いのは18、19歳の5・4%、次いで20代の11・8%、30代の17・8%と若年層ほど接種率は低い状況となっている。40代は25・2%、50代は34・8%だった。
今後の市による3回目ワクチンの集団接種スケジュールとしては、3月に2、9、16、19、23日の5回実施が予定されている。同対策室では、コロナ感染による重症化リスクの低下や、感染予防効果向上のためにも、早めの3回目接種に協力を呼び掛けている。