05/03
2025
Sat
旧暦:4月6日 先負 壬 
政治・行政
2022年3月16日(水)9:00

サシバリンクス早期売却を/「指定管理者」で質疑

育児休業条例は表決延期/市議会総務財政委

 

「市職員の育児休業等に関する条例の一部改正」で表決を延期することに手を上げて賛成する野党議員=15日、市議会委員会室

「市職員の育児休業等に関する条例の一部改正」で表決を延期することに手を上げて賛成する野党議員=15日、市議会委員会室

市議会総務財政委員会(下地茜委員長)は15日、指定管理者指定についての議案審査などを行った。「市職員の育児休業等に関する条例の一部改正」について以外はすべて可決した。サシバリンクス伊良部について、今後の対応について質問があり、市は改めて「売却」する方針だと説明。委員からは3年間の指定管理期間中に「売却に向けて手続きを進めるように」との意見が多数上がった。

この日は前日に引き続き、市当局が指定管理者の指定について委員からの質疑に対応。指定管理者制度運用委員会の報告と合わせて質疑が行われた。

サシバリンクス伊良部の指定管理者の指定について、粟国恒広氏が「行政がゴルフ場を管理しているというところはほとんどない。施設については2007年に売却等検討委員会が設置されている。この施設はポテンシャルが高い。民間にしっかりと管理してもらうことで、市にも大きな収益が見込める」と主張した。

垣花和彦企画政策部長が「売却等検討委員会で必要事項の調査、精査を行うことになっている。定期的に会議を開いているが、基本的に売却の方針は堅持されているが、まだ具体的な取り組みは行われていない」と改めて説明した。

また、上地成人観光商工部長は「土地の問題などもあるが、指定管理期間内に売却に向けて動き出したい。サシバリンクスの売却については決定した後には、書面で残していく」と理解を求めた。

下地信男氏は「伊良部には収益物件が多い。しかし、市の手に余っている状況。それぞれの施設の状況を見て、売却をしっかりと位置付けて進めていくことが重要。その際には指定管理を受けていた人たちに対する丁寧な対応をしてほしい」と訴えた。

一方、「市職員の育児休業等に関する条例の一部改正」について提案理由や条例の文言について粟国氏が不明点がまだあると主張。再度、市当局からの質疑を踏まえて、最終本会議までに表決するよう提案し、後日改めて表決を取ることになった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月1日(木)9:00
9:00

子どもは無料や半額

児童福祉週間で各施設   最大11連休となるゴールデンウイーク(GW)が始まっている。入域観光客数がコロナ禍以前に戻りつつある宮古島では多くの観光客が訪れ、各空港が混雑しているほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れなどでにぎわいを見せ…

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!