11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
政治・行政
2022年3月30日(水)9:00

各分野に目標値設定/第2次総合計画(後期)を答申

地下水、学力、出産・育児など

 

下地会長(右)から答申を受ける座喜味市長=29日、市役所

下地会長(右)から答申を受ける座喜味市長=29日、市役所

宮古島市総合計画審議会の下地芳郎会長は29日、諮問のあった第2次市総合計画(後期)基本計画を座喜味一幸市長に答申した。地下水保全や児童生徒の学力、安心して出産・育児ができる妊産婦割合など各分野に目標値を設定した。答申では施策の推進状況、目標値の達成などの検証を求めた。

第2次市総合計画の後期計画は2022年度から26年度が対象。

地下水や豊かな自然環境と共生したエコアイランド宮古(みゃ~く)▽子どもたちが笑顔にあふれ活力と郷土愛に満ちた宮古▽一人ひとりが支え合い幸せと潤いのある健康福祉の宮古▽島の特色を活かした産業の振興、多彩な交流・活力にあふれる宮古▽安全・安心で快適な暮らしが持続する宮古▽市民との協働により夢と希望に満ちた島、宮古─の6章で構成。

地下水の保全では化学肥料の適量使用啓発、有機質堆肥・緩効性肥料・緑肥活用推進、下水道加入促進、合併処理浄化槽設置推進などで20年度に4・81㍉㌘/㍑だった硝酸性窒素濃度を26年度に4・40㍉㌘/㍑まで低減することを目指す。

児童生徒の学力向上では21年度学力調査で小学校7・1ポイント、中学校9ポイントある全国平均との差を全国水準まで引き上げる。

安心して出産・育児ができる妊産婦割合は100%。子育て世代包括支援センターの業務を強化し、妊娠期から出産までの相談支援や健康管理体制の充実、交流および情報発信による育児の孤立感や不安の解消などの施策を推進し目標達成を目指す。

答申を受けた座喜味市長は「総合計画は行政の核。分かりやすい親しみやすいなどコンセプトでまとめていただいた。計画を柱に据えて行政を執行していく。効果が市民に発現しているかとの指摘もあったが、職員一丸となって市民サービス、市民目線での行政を進めたい」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!