ドキドキワクワク新1年生/15校で入学式
新生活の第一歩踏み出す/在校生「待ってたよ」
宮古地区の15小学校は8日、入学式を挙行し、計637人の新1年生が小学校生活の第一歩を踏み出した。新入生は、緊張と興奮に包まれながらも晴れ晴れとした表情で式に臨み、父母らから祝福を受けた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、参加者を限定するなど各校とも規模を縮小して実施した。
このうち狩俣小学校(村吉博勝校長)には、男子4人、女子2人の計6人が新たに同校へ仲間入りした。保護者や教職員、在校生が新入学を祝った。
村吉校長は式辞で「入学おめでとう。お兄さんやお姉さんと一緒になって狩俣小で明るく楽しく元気よく、いろんなことに頑張っていこう」と語った。
さらに、小学校生活で大切なこととして▽朝ごはんをしっかり食べること▽いい返事をすること▽外で元気に運動すること▽笑顔で友達と仲良くすること▽先生や友達の話をよく聞くこと-を呼び掛けた。
児童会の伊良部椿会長は「皆さんが入学してくることを楽しみにしていた。分からないことは何でも聞いてほしい。これから数々の出会いが待っている。学校生活を共に楽しもう」と歓迎した。
新入生あいさつでは一人一人がマイクを握り、大きな声で自己紹介。かわいらしい姿に会場から温かな拍手が贈られた。その後、6人で「ドキドキドン!1年生」を合唱した。
式後には父母らも一緒に記念撮影するなど、子供たちの節目の日を記録に残した。