11/22
2024
Fri
旧暦:10月21日 赤口 己 
環境・エコ
2022年4月24日(日)9:00

両陛下に研究内容紹介/宮総実環境班

質問、激励も受ける/熊本で開催 国際水サミット

宮総実の環境班も参加した「第4回アジア・太平洋水サミット」=23日、熊本市の熊本城ホール(前里和洋教諭提供写真)

宮総実の環境班も参加した「第4回アジア・太平洋水サミット」=23日、熊本市の熊本城ホール(前里和洋教諭提供写真)

宮古総合実業高校の環境班が参加した「第4回アジア・太平洋水サミット」が23日、熊本市中央区の熊本城ホールで開幕した。環境班のメンバーは天皇、皇后両陛下にこれまでの研究内容を発表。研究内容に興味を持った両陛下から同班のメンバーに多くの質問が投げ掛けられ、天皇陛下からはさらなる研究の発展を呼び掛ける激励も受けた。

同サミットは、地下水などの水資源確保など水に関する問題を幅広く議論する国際会議。

今回は、「持続可能な発展のための水~実践と継承」をテーマに、30カ国の首脳・閣僚らが対面やオンライン、ビデオメッセージで参加している。

オンラインで開会式に参加した両陛下はこの日、同環境班の研究内容の動画を見た上で、児玉凜部長と下地りぃ副部長と懇談。質疑応答も行われた。

両陛下との懇談について、顧問の前里和洋教諭は「児玉さんも下地さんも立派にやり遂げてくれた。水問題について天皇陛下はとても知識が深く、多くの質問をしてくれたほか、これからも研究を継続して頑張ってほしいとの激励も受けた」と話した。

児玉部長、下地副部長は「かなり緊張した。実際に話してみたら両陛下ともとてもやさしい方で、次第に緊張もほぐれてちゃんと受け答えができた。素晴らしい経験ができて本当に良かった」と振り返った。

そのほか、サミットには岸田文雄首相も出席。あいさつでは水をめぐる社会課題について責任を有するのは各国の首脳であることを訴えた上で、水問題への積極的な取り組みの必要性も呼び掛けられた。

きょう24日まで開催される同サミットは、安全な飲料水の確保や水災害への対応について話し合うことなどが目的で、今回で4回目となる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

2024年11月14日(木)9:00
9:00

牧山公園活用へ要望集約/市観光商工課

構想策定へ整備方針説明/地域住民との意見交換会   市観光商工課(砂川晃徳課長)は12日、伊良部牧山公園活用基本構想の策定に向けた伊良部地域住民との意見交換会を伊良部球場会議室で行った。事務局が展望台や周辺整備など市観光推進協議会の議論を基にまとめた…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!