18日からファイザー製/5月集団接種
市、感染予防効果で接種呼び掛け
市は18、21、28日に実施する新型コロナウイルス感染症の集団接種で「ファイザー」社製のワクチンを使用する。同社製のワクチンでの集団接種は6月以降の実施は未定となっており、市ワクチン対策室は「重症化リスクの低下や、感染予防効果の向上が期待できる。経済活動を進めるためにも、早めの3回目接種に協力を」と呼び掛けている。
市の3回目のワクチン接種率は46・98%(10日現在)で県平均の40・35%(同)を6・63ポイント上回っている。しかし、全国平均54・49%(同)からは7・51ポイント下回っている状況だ。
ワクチンは1、2回目接種後、効果は時間の経過とともに低下していくが、3回目の接種を行うことにより、オミクロン株に対する感染予防効果や発症予防効果、入院予防効果が回復すると報告されている。
同対策室では「3回目接種をすることでオミクロン株への発症予防効果と重症化予防効果があるといわれている。3回目接種後は抗体価も上がるため大きな意味がある。また感染しても症状が軽くなるということなので、2回目接種から6カ月を経過した人は接種してほしい」と訴えた。
5月の集団接種スケジュールはきょう11日が18歳以上を対象にモデルナ製、18、21、25日が12歳以上を対象にファイザー製となっている。
ワクチン接種に関する問い合わせは市ワクチン予約センター(電話79・7829)まで。