「メダルは宮古合宿の成果」
小林選手の五輪金祝う/スキージャンプ
スキージャンプ界の「レジェンド」と称される葛西紀明選手が率いる土屋ホームスキー部「チーム土屋」の小林陵侑選手が北京冬季五輪で金メダルと銀メダルを獲得したことを祝うとともに、チームのさらなる活躍を祈念する祝賀会・激励会(主催・宮古島ビーチバレー連盟)が21日、市内の飲食店で開かれた。小林選手は宮古島でのトレーニングがメダルにつながったとの思いを示し、引き続いての応援を呼び掛けた。
今年は16日から、同じくスキージャンプチームの「チームtaku」と共に来島し、合同合宿を行っている「チーム土屋」。20年ほど前からほぼ毎年、宮古島で合宿を行っていて、トレーニングにビーチバレーを取り入れたり、宮古島のビーチバレー大会にも出場しているつながりなどから今回、宮古島ビーチバレー連盟の主催で祝賀会・激励会が開催された。
両チームから選手やコーチなど計13人と、多数の関係者や市民らが参加した同会では、葛西、小林両選手とチームtakuの竹内択選手に花束が贈られた。
小林選手は金、銀の二つのメダルを披露した上で「ここでのトレーニングがあったから、このメダルに到達できたのではないかと思っている。また今後も頑張って行くので、応援をよろしくお願いします」と来場者に呼び掛けた。
葛西選手は「僕も2014年のソチオリンピックで銀、銅メダルを取った。そして今回、陵侑が金を取ってくれたので、金、銀、銅がそろったことになる」と喜びを語った上で「これも毎年、宮古島でトレーニングができているおかげ。厳しいトレーニングを、癒やしの力がある宮古島で毎年できることをうれしく思っているし、毎年の楽しみになっている。次のオリンピックでもこの中からたくさんのメダリストが出るように、頑張っていきたいと思うので、応援をよろしくお願いします」と語った。
主催者を代表して同連盟の下地晃会長は「これからもこの宮古島をこよなく愛し、宮古島の素晴らしい自然と触れ合いながら、大いに活躍をしていただきたい」と選手たちを激励した。
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