【新型コロナ・22日】宮古島市は新規陽性95人 10歳未満が最多
【那覇支社】県は22日、宮古島市で95人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。年代別では10歳未満、職業別では小学生の感染が最も多かった。多良間村では、7日連続で新たな感染は確認されなかった。県全体では、前週同曜日から272人減少となる1750人の新規感染が判明した。
市内で新たに感染が判明したのは、年代別では10歳未満が31人で最多。次いで30代18人、20代と40代、70代が各8人、10代が7人、50代と60代が各5人、80代が3人など。他の年代に比べ重症化リスクの高い60代以上は17人(60代5人、70代8人、80代3人、90歳以上1人)で2割弱を占めている。
職業別では、15人の小学生が最も多く、無職13人、会社員8人、介護従事者5人、サービス業と飲食業が各4人、販売業が3人、建設業と中学生、公務員、農業が各2人、自営業と医療従事者、教育関係が各1人。職業確認中は32人。
県全体で、一時は20%を超えていた新規PCR検査の陽性率(直近1週間平均)は同日時点で18.9%と、徐々に低下傾向にある。ただ、県内で感染者が判明している社会福祉施設は127カ所、療養者数394人で、いずれも過去最多となっているという。
オンラインで会見した県保健医療部の城間感染症総務課長は、県内の感染感染状況いついて「ここ数日は(県内の新規陽性者数が)前週比が1を下回っているが、(まだ)数日でしかなく、引き続き推移を見ていく必要がある。特に、入院中の患者もまだまだ多いので、そこは警戒していく必要がある」と述べた。
宮古地区で入院中のコロナ患者は、計28人。内訳は、宮古病院が9人(中等症6人、軽症3人)、民間病院19人(中等症2人、軽症17人)で、宮古地区のコロナ対応病床市使用率は42.4%。