飲酒運転根絶など重点
11日から夏の交通安全運動/車両パレードで訴え
2022年夏の交通安全県民運動が11日から始まる。例年なら出発式を行うが、今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、式典の開催は見合わせ、車両パレードのみが行われた。8日、市役所でパレードに出発する車両を座喜味一幸市長らが見送った。
県民運動は11日から20日まで行われ、飲酒運転の根絶と危険運転の防止など3項目を重点に掲げ取り組んでいく。宮古島警察署では同運動期間中、飲酒運転等の悪質危険な交通違反の取り締まりを強化していくとしている。
運動は「通学路 速度を落とす 思いやり」をスローガンに、▽飲酒運転の根絶および危険運転の防止▽二輪車の交通事故防止(無謀な運転の防止・マナーアップの推進)▽歩行者の安全の確保-を重点に掲げ取り組む。
同署では期間中、飲酒運転などの悪質危険な交通違反の取り締まりを強化するとともに、自治体や各関係機関、団体などと連携し、飲酒運転根絶対策や児童・生徒、高齢者、二輪車運転手等に対する交通安全教育、通学路や主要交差点での街頭指導などの取り組みを推進していく方針で、「それぞれの地域や職場、家庭において交通安全活動などへの取り組みを推進してほしい」と呼び掛けている。。
同運動は広く県民に交通安全思想の普及と浸透を図り、交通ルールの順守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、県民自身による道路交通環境の改善に向けた取り組みを推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的に実施している。