市新型コロナ新規感染者数 10~16日は734人
8週ぶりの700人台に/前週を199人上回る
市は16日、市内での直近4週間の新型コロナウイルス新規感染確認者数を発表した。それによると10日から16日までの1週間の新規感染者数は734人となり、前週の535人を199人上回り、3週連続で前週を上回る結果となった。週間感染者数が700人台となったのは773人が確認された5月15日から21日までの週以来、8週間ぶりとなる。
週間新規感染確認者数は、5月8日から14日までの週の823人をピークにその後、減少が続いていた。しかし6月26日から7月2日までの週が前週比155人の増に転じると、3日から9日までの週も207人増加。10日から16日までの週も199人の増となり、3週連続で100人以上の増加が続いている。
10日から16日までの感染者数を日別に見ると、最も多かったのは16日の134人。次いで12日の130人、13日の127人、15日の123人、14日の112人と1週間のうち5日が100人台となった。最も少なかったのは11日の34人。
前週と比べ感染者数が減少した日は、1人減となった14日のみ。それ以外の日はすべて前週を上回った。増加幅が最も大きかったのは55人増となった16日で、次いで40人増の13日、35人増の12日、33人増の15日と続く。
7月16日現在、宮古地区で新型コロナ療養のため入院している患者数は、宮古病院入院中の中等症患者3人と軽症患者4人、民間病院入院中の軽症患者1人の計8人。1週間前の9日の入院患者数は7人だったことから1人の増となっている。
県は15日、宮古地区の状況について「全県と同じような形で、市中での感染リスクが高まっている」との認識を示し「一人一人が感染対策をしっかりやっていただくことをお願いしたい」と呼び掛けた。