最優秀賞に奥間さん/子ども劇団への思い発表
下地さん(優秀賞)と中央大会へ/婦人の主張地区大会
第54回婦人の主張宮古地区大会(主催・宮古地区婦人連合会)が17日、市未来創造センター多目的ホールで行われた。4人の弁士が子ども劇団や婦人会活動などについて発表した。審査の結果、「子ども劇団との関わりを通して共に成長し、演劇でアララガマ魂を後世に伝えていける」と訴えた奥間郁子さんが最優秀賞に輝いた。奥間さんと優秀賞に選ばれた下地菊江さんは9月20日に琉球新報ホールで開催される中央大会に宮古地区代表として出場する。
奥間さんは「未来へつなぐ」という演題で発表した。子どもたちが所属する「劇団かなやらび」は宮古方言を交えたオリジナル脚本の演劇を上演していること、演技やダンスを指導する先生や、セットを製作する大道具、照明、音響などのスタッフ、衣装や小道具の制作者など、大勢の大人が携わっていることなどを紹介した。
その上で「主役は舞台に立つ子どもたち。公演を見にきてもらえれば絶対ファンになると思う。子どもたちの充実感と安堵(あんど)感の混じった笑顔を見続けていけることができるように、支援する環境を未来につなげていきたい」と締めくくった。
優秀賞は演題「婦人の力今 ここに」を発表した下地さん。「これから先も婦人会の魅力を公開し、前向きな姿勢で親しくなった友と情報を共有し地域の力を支えに自分のできる範囲で楽しく社会貢献していきたい」と弁論した。
優良賞には演題「若さを創り出す東京大会(報告)」の砂川勝美さん、奨励賞には「隣国『台湾』をたずねて」の喜村昌代さん(代読)がそれぞれ選ばれた。