市週間感染者 2週連続で過去最多更新/新型コロナ
24~30日は28人増の1318人/5週連続で前週上回る
市は30日、市内での直近4週間の新型コロナウイルス新規感染確認者数を発表した。それによると24日から30日までの1週間の新規感染者数は1318人となり、週間感染者数が過去最多となった前週の1290人を28人上回り、過去最多を更新する結果となった。週間感染者数が前週を上回るのは5週連続となる。26日には1日として過去最多となる278人の感染が確認されている。
市内の週間感染者数は、6月26日から7月2日の週に前週比155人増の328人になると、その翌週は207人増の535人、さらにその翌週は199人増の734人と増加を続け、7月17日から23日までの週には前週を556人も上回り、初の1000人台となる1290人に達した。7月24日から30日までの週は前週と比べた増加幅は28人と少なかったものの、2週連続で過去最多を更新する人数となった。
24日から30日までの感染者数を日別に見ると最も多かったのは、これまでの過去最多だった20日の266人を12人上回った26日の278人。次いで30日の251人、28日の249人で、この3日間が200人台となった。最も少なかったのは25日の98人で、100人を下回ったのは同日のみだった。
前週との増減幅を日別に見ると、29日は120人減の大幅減となったほか、27日も96人の減となった。前週を下回ったのはこの2日間のみで、残る5日間は前週を上回った。増加幅が最も大きかったのは26日で157人の大幅増となった。28日は37人の増、30日は26人の増、24日は20人の増、25日は4人の増だった。
7月30日現在、宮古地区で新型コロナ療養のため入院している患者数は、宮古病院に17人、民間病院に5人の計22人。24人だった1週間前と比較すると2人の減となっている。
市内の新型コロナ感染者数増加を受け19日から外来診療の制限と病床の縮小を実施している県立宮古病院は、感染者数が依然、高止まりしているとして診療制限期間を当初予定の8月1日までから同15日まで2週間延長することを決定。市民に理解と協力を呼び掛けている。