14日から27日に延期/宮古島夏まつり
実行委 コロナ感染拡大で判断
宮古島夏まつり実行委員会の下地義治会長(宮古島商工会議所会頭)は2日、14日に開催を予定していた「2022宮古島夏まつり」を同27日に延期することを決めた。市内で急速に新型コロナウイルス感染が拡大し、併せて県が医療非常事態宣言を出している中での開催は困難と判断した。下地会頭が宮古島商工会議所で会見し説明。再延期、中止の可能性については「旧盆、盆明け後の感染状況次第」とした。
夏まつりは6月に開いた実行委員会で3年ぶり開催を決めていた。下地会頭は「準備を進めてきたがコロナ感染の第7波によって全国で感染者が急増、県内も医療崩壊の恐れがあるなど厳しい環境下にある。宮古島でも連日感染者が200人を超え、収束の予測がつかない。市民、観光客、来場者すべての市民の安全確保のために延期の判断をした」と説明した。
中止としなかったことについては「夏まつり開催への市民の期待が大きい。落ち込んだ地域経済の活性化を図る大きなイベントであり、子供たちも楽しみにしている。第7波が落ち着く日を模索したい。ワクチン接種など感染対策をしっかりと取り、開催できる環境になれるよう市民も取り組んでほしい」と呼び掛けた。
イベント内容は若干変更するが歩行者天国、ミス宮古島発表会、のど自慢は開催する予定。
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