先月31日~6日は1284人/市新型コロナ週間感染者数
34人減も3番目の多さ/前週比減は6週間ぶり
市は6日、市内での直近4週間の新型コロナウイルス新規感染確認者数を発表した。それによると7月31日から8月6日までの1週間の新規感染者数は1284人となり、前週から34人減少した。前週の感染者数を下回るのは6週間ぶりとなるが、週間感染者数として過去最多となっている先週の1318人、さらにその1週間前の1290人に次ぐ3番目の多さとなっている。
市内の週間感染者数は、6月19日から25日の週は前週比37人減の173人だったが、翌週の同26日から7月2日の週は155人増の328人と前週比で増加に転じると、7月3日から9日の週は535人、同10日から16日の週は734人と増加が続いた。さらに同17日から23日の週には1290人と週間感染者数が初めて1000人を超えると、同24日から30日の週はその人数をさらに上回る1318人になるなど5週連続で前週を上回り、2週連続で過去最多を更新していた。
7月31日から8月6日の感染者数を日別に見ると、200人を超えたのは8月2日の264人、同5日の224人、7月31日の207人の3日間。8月3、4、6日は100人台、同1日は84人だった。
前週との増減幅を日別に見ると、増加幅が最も大きかったのは123人増となった8月5日。反対に減少幅が最も大きかったのは99人減の8月6日。
市内で1日の新規感染者数が100人を超える感染拡大が続いている影響で医療現場が逼迫(ひっぱく)しているとして、座喜味一幸市長、岸本信三宮古病院長、木村太一宮古保健所長が3日、共同会見を開き、市民に基本的な感染対策の徹底を改めて要請。夏休みで観光客を含め人の移動が活発になり、さらにお盆で感染拡大が懸念されるとし、人が集まる場所でのマスク着用や換気などを徹底することなどを求めた。