夏まつりの再延期決定/実行委
コロナ感染拡大で判断 9月開催目指す
宮古島夏まつり実行委員会の下地義治会長(宮古島商工会議所会頭)は18日、8月27日に開催を予定していた「2022宮古島夏まつり」を延期することを決めた。延期は2回目。夏休み中の開催を目指していたが、市内で急速に新型コロナウイルス感染が拡大し、併せて県が医療非常事態宣言を継続している中での開催は困難と判断した。また感染状況が見通せないことから、次の開催期日を設定することができず、「9月」としか表現していない。
宮古島商工会議所で会見を行った下地会頭は「日程を延期して夏まつりの3年ぶり開催の準備を進めてきたが、コロナ感染者が増え続け、ピークがいつなのか全く予想がつかない状況。この環境下では市民・観光客らの安全・安心確保が厳しい。延期もやむを得ないと判断した」と説明した。
夏まつりは6月に開いた実行委員会で3年ぶりの開催を決めていた。当初は8月14日を予定。感染拡大で27日に延期していた。
下地会頭は「開催できる環境になれるよう市民も感染対策に取り組んでほしい」と呼び掛けた。開催した場合のイベント内容は、今のところ流動的。