全会一致で開催に賛成/第37回トライ大会
専門委、要項案を確認/14日の総会で決定へ
第37回全日本トライアスロン宮古島大会の第1回専門委員会が30日、市役所で開かれた。各専門部長が2023年4月16日開催とする大会要項案について確認。全会一致で賛成した。同実行委員長の伊川秀樹副市長は「全会一致(で賛成)という貴重な意見をいただいた。コロナの状況が不透明だが、スポーツアイランド宮古島として安全安心な大会の開催に向けて頑張っていきたい」と述べた。
第37回大会は、6月30日の競技委員会で開催期日や、新型コロナウイルスの感染対策として、大会規模を縮小してランコースをロングディスタンス定義の最低距離である30キロに変更すること、開会式と閉会式は行わないことなどが承認されていた。
事務局は、専門委員会が全会一致で開催に賛成したことをはじめ、各専門部長の意見などをまとめ、14日に開催する実行委員会総会で報告する。実行委員の意見を踏まえて開催について最終判断が下される。
要項案では、第37回大会は23年4月16日午前7時から午後6時30分までの11時間30分。第35回大会は1609人だった定員を1200人とした。参加費は、原材料費の高騰や協賛の状況に不確定な部分があることもあり、5000円増の5万円(支給品、傷害保険料など)となった。
そのほか、エイドステーション(AS)のボランティアを減らし接触を軽減するため、ラン競技を15キロの周回コースの2周に変更。医療救護部の高校生ボディーケア、フィニッシュ地点の高校生ボランティアを、人数が多いためコロナ感染症対策が困難などの理由で廃止とした。
ボランティアの感染症対策や食料部の負担軽減などのため、ASの数をランコースでは10カ所から5カ所に、バイクコースでは10カ所から7カ所に見直すこととしている。