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社会・全般
2022年10月2日(日)8:59

最優秀賞に吉永さん(下地中1年)/県社明運動作文コンクール

家族の支え、必要性訴え/中学の部入賞者に賞状贈る

 

最優秀賞に選ばれた吉永さん(右から2人目)と優秀賞、優良賞に輝いた皆さん=9月30日、更生保護サポートセンター

最優秀賞に選ばれた吉永さん(右から2人目)と優秀賞、優良賞に輝いた皆さん=9月30日、更生保護サポートセンター

第72回県社会を明るくする運動宮古地区作文コンテストの表彰式(主催・同運動宮古地区推進委員会)が9月30日、平良下里の更生保護サポートセンターで行われ、中学生の部の最優秀賞に輝いた吉永陽飛さん(下地中1年)と優秀賞、優良賞の生徒に賞状と賞品が贈呈された。作文を朗読した吉永さんは社会を明るくするために最も必要な存在は家族であり、自分を受け入れてくれる友人たちの存在の大きさを訴えた。

同コンテストは、日常の家庭生活や学校生活の中で体験したことを基に、犯罪・非行のない地域社会づくりや犯罪・非行をした人の立ち直りについて考えたことなどを題材にしたもので小、中学生が対象。

「明るい社会の基本とは?」と題して、最優秀賞を受賞した吉永さんは朗読で、小学校6年の時に数万人に1人といわれる大病を患い、入院した際にも母親が常に笑顔で励ましてくれたこと。さらに、友人やサッカー部の仲間たちもSNSを通して元気づけてくれたことで病気を乗り越えられたことを紹介。

さらに「家族の存在は当たり前ではない。自分の居場所をつくってくれるみんなが家族。これまでいろいろと支えてもらったが、これからは支える側になって身近な人たちを笑顔にしていきたい」と決意を示した。

同運動地区推進委員会推進委員長の座喜味一幸市長(代読)は「ぜひ、この入賞の喜びを忘れずに、これからも充実した学校生活を送ってほしい」とのあいさつを寄せた。

また、宮古保護区保護司会の下地達男会長は「今回の応募作品はいろいろな視点があって素晴らしかった。ぜひ、これを機会に新たなテーマを見つけてより良い学校生活を過ごしてほしい」と呼び掛けた。

そのほかにも、宮古保護区協力雇用主会の宮里敏男会長と宮古更生保護女性会の新城美津枝会長が激励のあいさつを行った。

今回は、宮古島市の入賞者を対象に表彰が行われ、多良間村の入賞者に対する表彰式は13日に同村で予定されている。

入賞者は次の皆さん(敬称略)

【中学校の部】▽最優秀=吉永陽飛(下地1年)▽優秀賞=大里瑠珠(平良3年)、高里堅真(鏡原3年)▽優良賞=諸見里美柚(多良間2年)、新垣羽七(平良2年)、野原雫(多良間2年)
【小学校の部】▽最優秀賞=島袋創八(多良間6年)
▽優秀賞=高江洲咲人(多良間6年)、豊見城甘雨(同)▽優良賞=大城幸助(多良間6年)、池間龍盛(同)、亀川世羅(同)


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