産業まつり、12月に開催/「みゃーくぬ宝」テーマ
3年ぶり、JTAドームで/実行委員会
第45回宮古の産業まつりの実行委員会(下地義治委員長)が26日に宮古島商工会議所で行われ、宮古の産業まつりを3年ぶりに開催することを決定した。日時は12月3、4日で両日とも時間は午前10時~午後5時。場所は、JTAドーム宮古島およびみーや広場。この日の実行委では久々のイベント開催決定を喜ぶ声が相次いだ。
宮古の産業まつりは、新型コロナウイルス感染症の影響で43、44回が中止となり、今回は3年ぶりの開催となる。
あいさつで下地委員長は「新型コロナも感染状況が収まりつつある中で今年は3年ぶりに開催したいと思う。開催の有無や予算面も含めて活発に意見を出してほしい」と呼び掛けた。
出席した座喜味一幸市長を含め、委員からは3年ぶりの開催を歓迎する声が相次ぎ「久々の開催なので、できるだけにぎやかな内容にしていこう」との声も聞かれた。
今回のテーマは「うまむぬ!すぐりむぬ!魅力がいっぱい みゃーくぬ宝」。
開催方針としては、コロナ禍の中で宮古圏域の景気の維持・拡大を図るため、地域特性を生かした新たな産業に取り組む企画等を紹介しながら、伝統工芸・地場産業の育成・振興を目指した企画展示で圏域の新たな魅力を創出するとしている。
会場では、県産品の展示即売会、サトウキビに関する生産加工品および奨励品展、宮古工業高校のロボット展、宮古島市の姉妹・交流都市の特産品・販売コーナーなどを設ける予定。
そのほかにも、まつりを盛り上げるバンド演奏やダンスパフォーマンス、職場対抗カラオケバトルなどのアトラクションも企画している。
予算額については、前回よりも9万8000円増えて189万4000円。県の負担金は前回並の89万4000円。出店料は2万円で、35事業所を見込んで70万円としている。